
その料金の安さから数年前から急激に進化を遂げ、知名度が上がっている格安sim。
今回は「格安sim」について初心者の方が疑問に思う点を分かりやすく説明をしていきたいと思います。
目次
MVNOってなに?格安simってなに?
MVNOとは
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Operator, MVNO)とは、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことである。通信サービスの提供には移動体通信事業者(MNO)の卸売をうけたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。なお、総務省による定義では、「MNOの提供する移動通信サービスを利用して、又はMNOと接続して、移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、当該移動通信サービスに係る無線局(基地局)を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者」である
ー引用ー「”仮想移動体通信事業者”」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
↑・・・・なんのこっちゃ?・・・・って感じですよね。
簡単に説明すると、現在日本でサービスを提供している移動体通信事業者(MNO)であるNTTドコモ、au、ソフトバンクなどの通信ネットワークの一部を借りて、本家より安くサービスを提供している事業者のことをMVNOと言います。
格安simとは
先ほど説明したMVNO事業者が提供するsimカードのことです。MVNO事業者と契約すると、simカードが送られてくるので、それsimカードをスマートフォンに装着することで利用することが出来ます。
「simカード」についてはこちらの記事を見てください。
なぜ安いのでしょうか?
ドコモやau、ソフトバンクなどで普通に契約していると6,000円〜10,000円程度の利用料金がかかりますが、格安simの場合、契約内容にもよりますが最安で1,000円以下で利用することが出来ます。
ではなぜ格安simはここまで安くすることが出来るのでしょうか。
大手キャリアが高いのは「基地局や収容局などの維持費が高いから」
大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクなどは、人件費や技術開発、基地局・収容局の維持、メンテナンスに高額なお金が必要になります。たくさんの基地局を日本全国に作り、日々メンテナンスをして、さらに販売や販促物、CMなどを製作していたら、、、そりゃお金がたくさん必要になりますよね。
その経費をかけた上で、現在のクオリティの高い通信技術が成り立っているのは事実ですが、その分利用者にその膨大な経費のしわ寄せが来ているのも、また事実です。
格安SIM事業者は基地局や収容局を持っていません
格安sim事業者は膨大な経費がかかる基地局や収容局を持っていません。しかし、それでは通信事業を行うことができません。ですので格安sim事業者は大手キャリアにお金を払って、通信回線の一部をレンタルすることで運営しています。
キャリアから回線をレンタルする料金は、回線を独自に作って維持する料金よりも格段に安いです。ですので私たちは月1,000円程度でスマホが利用できるようになっているのです。
デメリットは?
ここまで格安simの良い部分の説明をしてきましたが、当然デメリットもあります。
デメリットについては以下のページで詳しく説明しているので参考にしてください。
まとめ
私は3年前から格安simを使っていますが今のところ不満はありません。
家族や友人たちにもオススメしているのですが、長い間、携帯ショップで店員さんの説明を聞きながら契約をしていたこともあって、特に年配の方はなかなか踏み出せません。
この記事を読んでいる方の中にも悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。この記事が皆さんの背中を少しでも押せたなら嬉しいです。
もしわからないことがあれば、気軽にコメントしてください。


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